米糠からビタミンB1を最初に発見した日本人

1910年(明治43年)に東京帝国大学農科大学教授の鈴木梅太郎がビタミンB1を米糠から抽出しオリザニンと命名しました。しかし、鈴木梅太郎の発表は日本語だったため世界に認められず、翌年にポーランド人のフンク博士が同じ物質を「ビタミン」と名づけて発表しました。

戦前の日本では、脚気が猛威をふるいました。これもビタミンB1の欠乏によるもの。足の痛みやむくみ、歩行障害などの末梢神経障害から、心機能障害、さらには心不全へと進行し、年間3万人もの人が死亡したとの記録もあります。

原因は当時の食生活にありました。胚芽を取り除いた(精米)白米が主流となり、ビタミンB1を殆ど摂取できなくなり、しかも体内には白米による多くの炭水化物が入ってきますから、わずかなビタミンB1はその代謝のためにどんどん消費されて、欠乏症を引き起こしてしまったのです。

最近なんだか元気の出ない方、ぬか漬を毎日の食生活に取り入れて疲れ知らずの体になりましょう!

最近でも糖質を好む方やインスタント食品を多く好む若い方に脚気の症状が散見しているそうです。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、神経機能を正常に保ちます。
米糠を主原料にしているぬか床はビタミンB1の宝庫であります。
たとえばキュウリをぬか漬けにした場合、キュウリのビタミンB1が約9倍に増え、夏バテや疲労回復に効果があります。

米ぬかには他にも、ビタミンB群、E・ミネラル、繊維質が豊富に含まれています。

主な栄養素 イノシトール、フィチン酸、γ-オリザノール、フェルラ酸、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、食物繊維、ナイアシン、脂質、鉄分、リン、マグネシウム、カルシウム

その栄養素はすべてぬか漬けにしていただきましょう!

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